百舌鳥三昧

野鳥のモズは、百舌鳥と書き表すように、様々な鳴き声を披露します。モノマネも得意で、他の野鳥のさえずりや、ナント!救急車の「ピーポー」も真似るようです。私も聞いてみたいです。

私達の家の周りから、高い山、湿原にも姿を現します。縄張り意識がとても強く、初秋９月の「キーキッキッキッキッ」といった高鳴きは有名です。サトウハチローの「小さい秋見つけた」にも、「百舌鳥の声」と詠まれています。

春から夏にかけての繁殖期にも、「キーキー　キョッキョッ」とにぎやかです。

この子は、八島ヶ原湿原にいる♀でしょうか?♂と比べて過眼前、つまり、目の周りの黒い線が薄いですね。

百舌鳥は、写真に撮りやすい野鳥です。１箇所に長い時間、とまっているからです。フェンスの上で、色んなポーズをとっていました。

本当に可愛いですね!!

百舌鳥は、モズ鷹と呼ばれ、小さいながら猛禽の仲間です。はや贄と言われる、獲物を棘や枝に刺す行為が「残酷で怖い!」と嫌われる向きもありますが、私は存在そのものが健気で可愛いと思います。

家の庭を縄張りにしている百舌鳥の写真を、別のページに載せてあると思います。