梅花の宴

令和という素敵な言葉を生んだ大伴旅人。彼が催した「梅花の宴」で詠まれた32首の短歌の中で、6首にもウグイスが出てきます。他にはモズが1首だけですから、「梅にウグイス」は昔から親しまれてきたテーマなんですね。
花札の影響で、「梅にはメジロ」と思っていましたが、描かれているのは背中が緑でお腹が黄色。メジロではない?
染色の専門家に伺ったことがありますが、「鶯色」は明るい茶色で、正に「ウグイス色」。
上の6首を読ませていただくと、梅にウグイスが来ている歌はなく、梅を愛でていると近くからウグイスが美しくさえずるというものでした。姿を現さないウグイスらしさですね。
写真は、最近姿を盛んに現しているウグイスです。八島ヶ原湿原、丹生湖ひまわり畑、北八ヶ岳坪庭です。可愛いですね!!

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